2020-09-24 UPDATE
皆様こんにちは、高齢者ケアセンター甲南の管理栄養士です。
9月21日は敬老の日ですね。
こちらの施設では前日は散らし寿司・当日は敬老祝い膳をお祝いの食事として2日間にわたって提供させて頂いております。
散らし寿司も穴子に海老に卵に…としっかり食べて頂けましたが、本日が本番ですね。
献立としては鯛めし、天ぷら(海老・茄子・南瓜)、刺身(マグロ、サーモン、はまち)、炊き合わせ、ごま豆腐、お浸し、酢の物、茶わん蒸し、松茸麩の清まし汁、練り切り、梨…などよく食べたいとお声を聴くものを沢山取り入れました。
塗りの折箱に盛り付け、昼食に皆様の所へ配膳させて頂きました。
炊き合わせを柚子風味煮したり、胡麻豆腐に金粉を振ってみたり、梨のくし切りにスライスを入れて噛みやすいようにしたりと食事を楽しんで頂く為の工夫を凝らしています。
勿論、そのままの形では食べにくい方には小さくしたりペースト状に加工をして9割弁当箱に見目良くなるよう配置しています。
様子を見にお食事の所にお伺いすると、「綺麗やね」「まぁこんなんどうしたん」「わぁ」などいつもと違う反応を見ることが出来ました。
良い笑顔と嬉しいお言葉も沢山頂き、有難く思います。
さて、まだ暑さが残るとはいえ秋も深まってまいりました。
季節の変わり目に体調を崩される方もいらっしゃると思いますが、食べて栄養補給をする事で抵抗力が維持され、風邪や不調にも負けない体を作ることが出来ます。
祝い膳に入っていたような季節のものを取り入れ、冬に向けて健やかに過ごして頂ければ幸いです。
それでは、次回の行事食も楽しみにお待ち下さい!