2020-11-10 UPDATE
『行事食・文化の日』
皆様こんにちは、高齢者ケアセンター甲南の管理栄養士です。
「自由と平和を愛し文化をすすめる日」との事ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか？
文字にすると難しいですが文化と呼ばれるものの範囲は衣食住・科学・技術・学問・芸術…など多岐に渡るようです。
文化をすすめる、とは今まで築かれてきたものを大事にしながら、より豊かな生活を目指していく事なのかも知れませんね。
そんな祝日について調べた上で、皆様に「食」を楽しんでもらえるよう高齢者ケアセンター甲南では文化の日の行事食を提供しました。
献立は吹き寄せ御飯、タラの紅葉蒸し、大根と油揚げのなます、しそそうめんの清まし汁、柿です。
吹き寄せ御飯には栗や椎茸など秋の食材を入れ、炊き込み御飯のように味をしっかりつけました。
タラの紅葉蒸しとはすりおろした人参を卵白でまとめ調味し、タラに乗せて蒸した料理です。
人参の鮮やかな色とほのかな甘さが引き立っていました。
なますはすっきりとした味でしたが、酸味は強すぎず食べやすかったですよ。
清まし汁はシソの風味のするそうめんと三つ葉でほっとする一品でした。
少し寒くなってくると温かい汁物が美味しく感じますね。
そして最後に旬の果物・柿です。
黄色がぱっと目に飛び込んできますね、果物独特の爽やかな甘みがデザートにピッタリでした。
シャキッとした食感の柿、と熟して柔らかくなった物の方がお好みの方がいますが、皆様はどちらだったのでしょうか？
食べている所にお伺いすると、変わりご飯はやはり人気があり普段主食を残しがち…という人でもいつもより食べられたような様子も見受けられました。
珍しいので紅葉蒸しも結構手を付けて下さっている人が多かったですね。
文化の日の行事食、堪能して頂けたでしょうか？
実りの秋は食べ物が美味しいので、色々な旬のものを食べて体を作って頂ければと思います。
それでは、次回のお食事紹介も楽しみにお待ち下さいね。
